失敗を恐れずに挑戦することから、新技術や新製品は生まれるというのがタケダの考え方。「ヒントはお客様からいただく」精神で、難題に挑戦して特許出願に至った製品の数々が、その果敢な開発姿勢を証明している。
また製造工程の不良品の中にあった「世にも珍しいカタチの不良パーツ」からヒントを得て、複雑な形状のプレス加工法を生み出した実績もある。タケダでは失敗も財産なのだ。
実践と理論はどちらが先でも構わない。理論だけに頼らず、実践しての試行錯誤から技術開発を達成した例もある。イメージキャラクターがクマバチ(クマンバチ)なのも「航空力学的に、飛べるはずのない形なのに飛べている」と言われ近年まで証明されておらず、「不可能を可能にする」イメージがあるためだ。
1950年毛糸の玉をほどいて伸ばす「万能かせくり器」を開発し、大ヒットを飛ばしたタケダはそれに甘んじることなく、数年後に「これからはプレスの時代だ」と精密部品加工業に大転換。
時代を見据えて、本当の意味で市場が求める技術を提供するタケダは、その後も技術開発力を活かして自動車、OA等の精密部品から土木・建築用品まで、分野を問わず製品受注をしてきた。
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